パパちゃん文学の世界へようこそ!
いろいろな方の訪問、ありがとうございます。
気分は、渡辺淳一。。。
(^_^)
走馬灯のように 由子
今回は最終回です。
おじさんはどうなるのか・・・おじさんの運命は・・・
美しい・・・お嬢さま、奥さま、お母さま、おばさまへ
質問・・・
おじさんの行動は浮気だと思いますか??
女性の方がコメントするには勇気がいるのかな?
いや失礼・・・
また、アメーバさんよりNGくらいました。
3日もちましたが・・・
再度、レベルを落として、掲載します。
由子 その4
「こんなところでするの?」
「遠くに人はいないみたいね。。。でも、なんだか嫌だわ。。。」
由子はガラス窓越しにあたりを見渡して、こう言った。
私は黙ったまま。。。車の運転席に座っていた。
何をどうしていいのか、わからず、
由子は横の助手席にいる。
やがて、由子は私の肩にもたれかかり、両手で私の肩を抱き、じっとした。
寒い、冬の昼だが、車内で寒さはそんなに感じない。
由子のぬくもりが体を伝わる。
あたたかい
由子のやわらかさも伝わる。
ふわっと・・・
ほのかに由子の香りも伝わる。。。
なまめかしく
やすらぎの時間
どうだろう?
5分? 10分?
抱きあったまま。。。時間(トキ)が過ぎていった。
私は自然、由子のくちびるを欲しがり、
そのまま、由子のぬくもりと、やわらかさを感じ、恍惚にひたった。
あたたかい
やわらかい
居酒屋の帰りに、夜の公園で抱き合ったように
抱擁をしたまま、時間が過ぎた。
5分? 10分? 30分?
・・・
・・・
やがて、そっと体を離して、由子の目を見ると、うっとりと恍惚にひたって
女の色香をただよわせていた。
そのまま、私が手を伸ばし、由子の胸を欲しがろうとすると、由子はその手を払った。
逆に、由子はゆっくりと、私の膝上に乗り、正面からじっと私を正視して、由子の方から、くちづけをしてきた。
うっとりとした恍惚の表情から
だんだん、欲情の表情に変わってきた。
そして、由子は私の胸を愛撫しだした。
私が手を伸ばし、由子の股間を探ろうとすると、それもさえぎった。
すべて、まかせろ。
手を出すな
と言いたいのだろう。
由子は私の上着を開いて、シャツのボタンをはずして、手を私の首の後ろにまわしたまま
私をじっと見つめる。
その目はどの娼婦、風俗嬢よりも、欲情に満ち、動物になりかけている
そんな由子だった。
私は何も考えることができずに、そのまま運転席に座っていた。
由子は私にくちづけをして、ディープキス
いつもの由子と違う。
なんだか違う。
私が考えることができたのは、それだけだった。
・・・
・・・
だんだんと由子のリードが大胆になってきた。
・・・
・・・
どうなるんだろう??
これでいいのか?
・・・
・・・
由子は何を思ったか、外を覗いた後、車内で低くかがみこみ、
下から私の顔を見上げ、いやらしい欲情に満ちた顔でほほえみ
私の下半身を愛撫しはじめた。
いつもと違う。。。と・・・思い始めた。
やばくないか・・・
・・・
・・・
時間が少しづつ過ぎていく
由子は手を使い、腿を股間をゆっくりと愛撫してゆく。。。
・・・
・・・
これでいいんだろうか??
いつもと違う由子の肢体、表情を見て、考えることができたのは
これだけだった
・・・
・・・
どの娼婦、風俗嬢よりも、欲情に満ち、動物になってしまった由子
どんどん動きが大胆になっていく。
何度も、何度も・・・
ゆっくりと愛撫する。
私は由子の頭をなでていたが、だんだんと力が失せていった。
・・・
・・・
これでいいのか??
・・・
・・・
やばくないか・・・
・・・
・・・
やっぱりヤバイぞ。。。
・・・
・・・
すっかり、メスになりきった由子。
・・・
・・・
ヤバイぞ!!
なんだかわからないが、だんだんその気持ちが強くなり、
ついに
「もう、やめよう。。。」
私が言えたのは、これだけ、
そして股間の由子の手を払い、キーをまわし、エンジンをかけた。
由子は黙っている。
私も黙っている。
車を進めた。
ふたりは黙ったままだ。
そこから駅は近い。
駅のロビーまで車を進めた。
私は車から降りて、ドアを開けた。
何も言わず立っていた。
由子も何も言わず、下を向いて、車を降りた。
お互い、さよならも何も言わず、お互い顔を見ることもなく
そのまま別れた。。。
・・・
・・・
それから、もう由子と会うことはなかった。
由子から社内メールが来ることもなかった。
・・・
・・・
・・・
約6か月後、由子が異動した技術管理の課長の篠沢さんらと飲む機会があった。
夏のビアパーティーだった。
みんな楽しく、ワイワイ、ガヤガヤとビールを飲んだ。
宴たけなわの時、それとなく、大笑いしている篠沢さんに私は聞いた。
「うちの部署から6か月ぐらい前、そちらに異動した木村由子っているでしょう。
どうしていますか?」
すると、篠沢さんの顔から笑いがさっと消え、汚いものを見るように嫌悪の表情に変わった。
「あいつか・・・
あれはひどかった。。。
・・・
ひどかった。。。」
しばらく篠沢さんは笑わなかった。
篠沢さんに嫌なことを聞いたようだ。
それ以上、私は由子のことは聞かなかった。
ひどかった。。。過去形
今はいない。
たぶん、首になったんだ。。。
もう、会社でも町でも、由子と会うことはなかった。
・・・
・・・
当時を思い出すと・・・
この曲を聞きたいね。
Goodbye Day・・・来生たかおの名曲です。
車の感じ、女性の感じ。。。似ている。。。
ここね
↓
↓
https://www.youtube.com/watch?v=wV3gapL7C3Q
なぜ、私は由子の誘惑を振り切ることができたんだろう?
それは
由子のことをほんとに好きになれなかったからだろう。
このままだと、落ちてしまう。。。ダメになると思ったんだろう。
妻の雅美が激怒しなければ、由子と落ちていっただろう。
そして、場合によってはもっとひどい目に
お金も、妻も娘も失ったかも・・・
失楽園・・・
それ以外には
いつもと違う由子をみて、メスになりきった由子をみて
ひいたのかもしれない。
由子と同じようにオスになりきれなかったのかもしれない。
また、由子に知性が足りなかったのも、いっしょに落ちていかなった理由かも
失楽園の霧子の黒木瞳さんとは違うね。
しかし、由子は檀蜜みたいに色気のある女。。。
やばかったよ。
ほんとに
でも、仮に由子とSEXをして、妻と娘をだましても、私の場合は舛添要一などのように平気でいることはできなかっただろう。
後ろめたさがいつまでも残っていただろう。
不器用な男だから。
弱いのか?
弱くてもいい、こんなことで強くなりたくない。
少なくとも日本では・・・罪だ
一夫多妻の国ならどうだろう?
うまくやれるのか?
うまく言葉にできないが
あのまま落ちると、ワンランク下、、、
いやもっと下のランクの人間に落ちると本能的に感じたのかも?
いや、人間から動物に落ちてしまうと・・・
ASKA、佳つ乃、栩内香澄美・・・まだバレてない奴らがやっていた合成麻薬のMDMAって
もともと、種牛、種豚に何も考えずにSEXだけやらせる薬が発祥だって
MDMAは、その人間版とか聞いたが
MDMA飲んで、人間から種牛や種豚レベルの人間になるように
由子の誘惑に負けて、落ちることに抵抗があったのかもしれない。
これでよかったんだよ。
・・・
これで。。。と自分に言い聞かせています。
みなさんはどう思います?
そして、もうさすがにこんなことは二度とないだろうと思っています。
いい年ですから・・・・何歳かって
だ・・・か・・・ら!!! 28歳です。
・・・
・・・
最後に由子からもらったハンカチです。
今でも使っています。
アイロンはかけないけど・・・
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走馬灯のように 由子 その4
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