経済のことは素人ですが
みなさんシナチョンの悪口ばかり言わずに官僚のこと調べましょう。
ひどい奴がたくさんいますよ。
そして政治家と違い、責任をとらない。
消費税増税の首謀者、財務省の
勝栄二郎って
民主党時代、落ち目危機の野田とまだ実力がない谷垣さんの間を上手に泳ぎ
自分たちにとてもおいしい消費税増税をやった奴みたいです。
財務省で消費税増税決めたあとは、IT会社の社長やり、時間稼ぎ、もうすぐ、読売新聞の監査役に就任らしい。
Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E6%A0%84%E4%BA%8C%E9%83%8E
今年、消費税8%にした木下康二は、今、米国に高跳び。
米国の大学の客員教授で時間稼ぎ中。。。しばらくしたら、帰国してどこかに天下りだろう。
財務省の連中って、一仕事終わると辞めるのね。
つまり責任とらないんだ。
責任は上司の政治家か???
さて、そんな勝栄二郎が消費税増税決めた時の現代ビジネスの記事です。
古いけど、勉強になる。
これが財務官僚。。。
「本当の総理」勝栄二郎の高笑いが聞こえる
キャリア官僚匿名座談会「財務」「経済産業」「国土交通」野田佳彦さん、
あなたは財務省のブルドッグですよ
2012年07月09日(月) 週刊現代
消費税政局で政治家が右往左往するなか、霞が関の官僚たちは何を考えていたのか。40代キャリア官僚3人のホンネをきこう。
財務 勝次官の完勝、いや圧勝ですね。気分がいい。
経産 あれだけ入念に根回ししたんだから、そりゃ勝つでしょ。
国交 国民からの評判はともかく、霞が関では野田さんは男を上げたな。
財務 そうそう、よくぞブレずにやり切った。
経産 ルーピー(鳩山元首相)とか左翼(菅前首相)に比べたら、たしかに1000倍使える政治家。
財務 松下政経塾出身の政治家って、基本的に青臭くて組織を知らない、言うだけ番長ばっかりじゃん。
でも野田さんは違う。
勝さんの命令をよくきいて(笑)、政局を乗り切った。
国交 財務省の単なるポチだと思ってたら、これがなかなか、頼りになるシェパードだったって感じか。
経産 いや、あの顔はブルドッグだな(笑)。
財務 でもまだ不信任決議案というシナリオが残ってるから調子には乗れない。
経産 それでも最終的に法案は通るだろ。
財務 いや、俺たちは経産官僚と違って、すぐにハシャいだりしないから。
国交 たしかに経産はすぐハシャぐからな。
財務 先週も週刊現代が勝次官の記事を書いたから、発売日にコピーが省内に配られてた。
大事な時期だから勝さんの記事には全員目を通しておけって。
経産 軍隊みたいで気持ち悪いね。久々に登場したスター事務次官のもと、一致団結する財務省。
国交 野田さんも評価を上げたけど、やっぱり勝さんは他の省庁から見てても迫力あるよ。
とにかく目配りが幅広い。スーパー官僚でしょう。
経産 幅広いと言っても、目的はただ一つ、消費税を上げることだよ。
そのために省を挙げて政治家にモミ手をして、籠絡する。それがスーパーか?
国交 たしかに原発再稼働とか他にも国家的緊急課題があるのに、
財務官僚は消費税のことしか考えてないのが恐ろしい。どこまでもドメスティック。
財務 原発はまだウチのテリトリーじゃないでしょ。個人的な意見はあっても、
省内で原発の議論が出ることはないね。
経産 まあ、10年に一度の大仕事のクライマックスだから、夢中になるのもしょうがないか。
国交 財務省は10年に一度消費税を上げるためだけに、毎年の予算編成で恩を売ったり、
ふだんヘーコラしてる感じだからな。
経産 そう、それがコイツらのDNA。
財務 否定はしない(笑)。肉を斬らせて骨を断つ。
経産 今回も田中美絵子ら小沢グループの中間層に、白票(賛成票)を投じた連中がいる。
あのあたりが財務省の「見えない汗」の結晶だな。
もう小沢はいらない
国交 田中といえばウチの副局長(中部地方整備局)との不倫キス騒動は大変だった。
写真が掲載された週刊新潮の発売前日に、副局長が大臣官房付に左遷されて。
局長確実のエースだったのに。
財務 あの処分は早すぎだろ(笑)。
不倫とはいえプライベートなのに・・・・・・。
国交 宿利正史事務次官と副局長はともに旧運輸省出身。
旧建設省一派の突き上げを食らう前に処分した。
省内政治の産物だよ。
経産 国会対策の意味もあったんでしょ。
国交 そうそう、ウチは自民党の二階(俊博・衆院議員)さんと組んで、
地方に大規模公共事業を持っていく「国土強靱化基本法」の法案提出をしたばかりだから。
攻撃材料を与えたくない。
財務 「強靱化」って、ダサイ名前だな。古き悪しき自民党のセンス。
10年で200兆円集中投資って言ってるけど、財源は特別国債だからあまり興味ない。
経産 お前ら、自分が差配できる話にしか関心がないからな。
それにしても公共事業にじゃぶじゃぶカネを使おうって法案なのに、
まったく叩かれないのは消費税のおかげだね。
国交 いや、ホント助かってます(笑)。整備新幹線の着工も認可できたし。
国会とマスコミが消費税一色のスキに、いろんな懸案事項を片付けられた。
経産 いろんな「悪事」の間違いだろ。
国交 経産だって原子力規制委設置法に
「(原子力利用は)安全保障に資する」って言葉をこっそり入れてたじゃない。
経産 あれは東京新聞に叩かれたけどな。
財務 核の軍事利用の可能性を明記したってこと?
経産 いや、あくまで「核物質防護」を意味する文言なんだ、タテマエは。
でも将来、政治家が核武装するために利用する可能性はあるね。
俺たちはそこまで責任は持てない。
財務 まあ原発事故以来、経産は完全に冬の時代だからな。
あの文言も自民党のタカ派議員に無理やり入れられたんだろ。
国交 9月にスタートする原子力規制庁には経産から相当行くんでしょ。
ノーリターン(出戻り禁止)なんて言われてるけど大丈夫?
経産 「今後5年に限って復帰を認める」って抜け穴はできたけど、戻れない可能性もある。
一体誰が片道切符なのか戦々恐々だよ。
財務 大蔵スキャンダルで「財金(財政と金融)分離」ってやられて金融庁ができた時も、
最初はノーリターンって言われたよ。そのうちグズグズにしたけど。
経産 もともとハシャぐのが好きな俺たちとしては、ホントにやりにくいよ、いまは。
言いたいことも全然言えない。
国交 何か言いたいことあるの?
経産 たとえば、本当は原発再稼働だって法律上は問題ないんだよ。
現状の再稼働プロセスはすべて行政指導であって、
炉規法(原子炉等規制法)、電事法(電気事業法)という二つの法律に照らせば、
再稼働には何の瑕疵もない。
これがアメリカだったら逆に「原発動かせ」って株主に訴えられるよ。
利益が流出して株価が下がるじゃないかって。でも我らが日本ではそうはならない。
財務 なんでそんなに原発動かしたいんだ。それこそ経産のDNAだろ。
経産 夏の大阪の次は、冬の北海道がヤバイんだぜ。
北海道と本州の(送電の)連携線に限界がある。
泊が停まったままだと、冬の北海道で節電しなきゃいけなくなる。凍えるよ。
国交 まあ、あの橋下徹でさえ、「停電怖い」で転んだからな。どうせ動かすことになるんだろう。
財務 話は変わるけど、小沢一郎という政治家は今度こそ終わったのかな。
経産 それこそ和子夫人の手紙は財務省の謀略だって説があるぞ。
財務 それはない(笑)。さすがの勝さんもそこまで手の込んだことはしないし、する必要もない。
国交 師匠の田中角栄に続き、ウチは相当仲良くやってきたけど、ハッキリ言ってもういいかな。
自民党の二階さんと古賀(誠)さんがいれば。
経産 やっぱり「日本のこと考えてない」って完全にバレたのが致命的なんじゃないの。
政局にしか興味がないって、もう国民もわかってるでしょ。
財務 ベストセラー『日本改造計画』の余禄で食ってきたけど、しょせんは信念のない政治家だった。
経産 こないだの採決でも造反が54人を超えて「ヨシ!」って言ったらしいけど、何がヨシだよ。
ちゃんちゃらおかしい。
国交 たしかに最近はみっともないね。
年金行政は財務省がやる
財務 政治家は次の選挙のことしか考えないから。
信念のある政治家なんてほとんどいないよ。その意味でも野田さんはエラい(笑)。
経産 財務省が洗脳して刷り込んだ信念だけどな。最後までそれを貫いたのは評価できる。
そういえば菅直人にも一点だけ評価すべきとこがあった。
国交 どこ?
経産 原発事故後、東電の本店に乗り込んで事故対策統合本部をつくっちゃったこと。
あれがなければ東電がもっと事実を隠蔽してヤバいことになってた。
国交 東電には「迷惑だった」って言われてたけど。
経産 いや、あれが薬害エイズの時にも見せた瞬発力というか突破力なんだな。
たいして深い考えもなく、突っ込めー! みたいな。
野党政治家のキャラクターとしてはアリだと思う。
でも総理大臣は無理だ。
財務 最近の総理で最低なのは、やっぱり断トツで鳩山さんだな。
信念はないのに目立ちたがり屋。そしてブレまくる。
「青票(反対票)は投じるが離党はしない」って、いったいどんな意味不明の決意表明だよ。
国交 この機会に言っておきたいんだけど、国民にも問題はあるよ。
経産 それを言うか。
国交 こないだの高速バスの事故も、亡くなった人には本当に気の毒だけど、
やはり安い移動手段にはリスクがある。国交省の規制緩和=悪みたいにバッシングされたけど、
規制緩和の背景には安さを享受したい国民の希望があったことを忘れちゃいけない。
財務 だったら「夜間運転の上限を400kmに引き下げる」なんて慌てて言わなきゃいいじゃん。
国交 そこに政治の弱さが出る。
問責されていた前の(前田)大臣が「すぐに引き締めろ」ってオタオタした。
叩かれることに脅えすぎなんだよ。
経産 たしかに、国民の依存心が強すぎるという問題はある。生ポ(生活保護)もそうだけど。
財務 だからさ、前から思ってるんだけど、年金行政も厚生労働省に任せておくからダメなんだよ。
国交 あそこは「国民に優しい」省庁だからな。官僚にも優しい人が多い。たまに悪い奴もいるけど。
財務 年金って、もはや福祉じゃなくて財政そのものでしょ。
このままじゃ破綻するんだから。もう厚労省に置いとく次元じゃない。ウチがやったほうがいい。
経産 ついに地金を出したな。消費税で圧勝した次は年金行政の横取りかよ。
財務 省益拡大と言われようが、破綻する前に引き取ったほうがいい。
国交 厚労族議員が立ちはだかるけど、一致団結して突破するって?財務省、やっぱり調子乗ってるよ。
「週刊現代」2012年7月14日号より
こちらより
http://bylines.news.yahoo.co.jp/amakinaoto/20130303-00023714/
勝栄二郎前財務次官の
天下りが許せない本当の理由
2013年3月3日 8時48分
きょう3月3日の各紙が一斉に報じている。勝栄二郎前財務事務次官が法人向けITサービスを手がけるIIJ(インターネットイニシアティブ)という会社の次期社長に内定したと。
これだけを見ると単なる官僚の民間企業への社長転出という再就職でしかない。
しかしインターネットイニシアティブと言う会社は企業だけでなく官公庁が主な顧客であるネット接続、セキュアリティ、システム構築会社だという。
官僚の影響力を期待して社長として迎えるのだからこれ以上の「天下り」はない。
しかも勝栄二郎前財務事務次官はいずれ独立行政法人や政府関係機関のトップとして本物の天下りにおさまるに違いない。
それまでの優雅な時間稼ぎである。
これはこの国の支配者たちの人事のたらい回しであり、それだけでも批判の対象となってしかるべきだ。
しかしこの人事で見逃せない本当の犯罪的背景がある。
それを見事に喝破したのが2月27日の日刊ゲンダイの記事である。
その記事は「勝栄二郎の補正予算500億円ブン捕り」と題して要旨次のように書いている。
・・・
きょう(2月26日)に成立する補正予算案13兆1054億円の中に、
独立行政法人「情報通信研究機構」のIT関連予事業に500億円もの予算がついた。
これは
野田内閣で消費税増税をお膳立てした
勝栄二郎前財務事務次官がブン捕った予算
だという。
霞ヶ関関係者が言う。「勝前次官の天下り先が、通信ネットワーク運営会社なのです。
昨年末から、日本のIT事業の草分けであるインターネットイニシアティブ(IIJ)社の特別顧問についている。そういうタイミングで財務省が500億円の大盤振る舞いです」
もう賢明な読者ならお分かりであろう。
この予算は増税法案の「お礼」である。
そのお礼を手土産に顧問から社長へと天下る予定調和なのだ。
そしてその事は政府内部の者はみな知っていたということだ。
いや、日刊ゲンダイでさえ知っている事だから大手メディアはとっくに知っていた。
それを書かなかっただけだ。
そして勝栄二郎前財務事務次官が社長に内定した段階で、あたかも普通の人事の如く小さく報じるだけである。
この国は政・官・財・メディアが我々の税金を食い物にしている国である。
その権力犯罪的な現実を象徴する人事であるということである(了)。