最近、チョンのポスコのインドネシア製鉄所の事故のその後の情報が全くネットに流れません。
これね。。。つまりかなりやばいのでは?
以下の方の記事は大変参考になりました。
三菱と日立がポスコのインドネシア製鉄所がつぶれると困るらしい。
三菱と日立が圧延機械を納入して、製造装置のエンジニアリングは日本では三菱日立製鉄機械(株)が相当するかららしい。
それで、三菱UFJがポスコに金を貸すとかしないとか??
三菱はポスコが採用した複雑なファイネックス(Finex)製鉄法を確立するため、ファイネックス(Finex)製鉄法を発明したシーメンスの関連会社の親会社になる。
つまり三菱はポスコ関係のごたごたにあえて首を突っ込むつもりか?
止めた方がよくないか?
三菱自動車がヒュンダイに技術移転して、三菱は結局、損したのでは?
7月か8月にポスコのインドネシア製鉄所閉鎖なんて・・・ショッキング(おじさんにはショッキングでないが)なニュースが報道されるかも?
さて、この話どうなるか?
秋にはなんらかの進展があるだろうが、チョンのことだから逃げるだろう。
三菱、日立は大変だね。
変な奴と組むとこうなる。
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こちらより、コピー
http://ameblo.jp/photon55/entry-11837416466.html
長いけど大変参考になります。
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さて、今日は、凄く長いポスコのお話です。
この話は、フェイスブックの石塚さんにネタをもらいました.石塚さんありがとうございます。
リンクの確認ががすんでいないので、確認ご訂正します。
ご存じかと思いますが、インドネシアは鉄鉱石の輸出国でした。
当初は鉄鉱石の輸出で満足していましたが、ここで一計を案じます。
製鉄して売ればさらに儲かるのではないか?
今までは鉄鉱石として輸出して、加工された鉄を買っていたのを、国内で圧延までやれば?
ここでパートナー探しが始まります。
インドネシアは日本とかなり長い関係にありますので、まずは日本に声がかかりますが、新日鉄を含めてどこも採算が合いません。
というのは、日本の高炉はかなり古いので減価償却はほとんど終わっています。
これなら何とか採算が合うのですが、新設した高炉などとなると設備費の減価償却費が発生して、とてもではないですが、採算など合わないのです。
つまり新設した高炉では儲からないのですね。
もちろん、ハイテン(高張力綱)といわれる高級品や、ポスコと新日鉄で紛争になっているトランスの鉄心材料ほどの特殊なものを作れば合うのでしょうが、さすがに日本は虎の子の技術までは絶対に出しません。
そのため、一般の鉄だととてもではないですが合わないというわけです。
確か、神戸製鋼所がミドレセックス法とかいう高炉をインドネシアに入れていて稼働しているはずですが、規模が小さすぎたのでしょうね。
そして、最終的に
インドネシアはポスコを選びました。
彼らは出資をして、さらに技術移転までしてくれたのです。
しかし、ポスコのファイネックス法は、どうにも評判の悪い工法です。
そして、昨年事故がおこります。
さらに、今年1月にも爆発が。どうにも高炉に穴が空いているように見受けられますね。
クラカタウ・ポスコの現状は、下記4月24日報道では、第一四半期(1-3月)で、計画の3%弱の6万トンしか生産できていない。
新しい設備が2月末に稼働し、年45万トン生産可能、このまま推移すれば、年150万トンと計画の50%は可能だとクラカタウ・ポスコの広報が発表。(機械翻訳の要旨)
http://www.katadata.co.id/1/1/news/produksi-krakatau-posco-baru-3-persen-dari-target/1516/
3月14日権五俊(クォン・オジュン)会長が記者会見で事実を認め、韓国のマスコミと業界紙。 朝鮮日報 2014/03/31 08:37
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/03/31/2014033100577.html
ポスコのインドネシア製鉄所で何が起きているのか 韓国鉄鋼大手ポスコが海外に初めて設置した一貫製鉄所で、インドネシア国営のクラカタウ・スチールとの合弁会社クラカタウ・ポスコは、
今年1月1日に突然操業を停止。
昨年12月23日に当時の鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)会長やインドネシアのユドヨノ大統領が出席する中、製鉄所の火入れ式を行ってからわずか9日目での大型事故だった。
当時事故をめぐる情報が広がると、ポスコは「工場稼働初期にはよくあることだ」と説明した。
しかし、3週間もたたない今年1月19日に再び事故が起きた。
今回は作業員がガス供給バルブの操作を誤り、ガス配管で爆発が起きた。
ガス供給が止まれば、高炉の稼働に欠かせない熱風を高炉に供給できなくなり、それによって高炉が冷えてしまうという最悪の状況も予想された。
そうなれば、
高炉を解体しなければならないほどの全面補修が必要になる。
これにより、インドネシアの一括製鉄所の稼働は、2カ月以上遅れたことが分かった。
ポスコ関係者は「事故による被害額が少なくとも1000億ウォン(約96億円)を上回るとみている」と述べた。業界の一部からは、被害額が最大5000億ウォン(約481億円)に達するとの見方も出ている。
権五俊(クォン・オジュン)会長も今月14日の就任直後「クラカタウ・ポスコによる年60万トン程度の生産に支障が出ているため、黒字達成は困難」との見通しを明らかにした。
銑鉄流出に続くガス管爆発 本紙の取材によると、2回目の事故は銑鉄(せんてつ)流出事故を収拾する過程で起きた。
当時は最初の事故で亀裂が生じた出銑口を修理し、再稼働に向け高炉に熱風を吹き込む準備をしている状況だった。
配管にガスが流入し過ぎて、爆発が起きた。
ロシア人監督者とインドネシアの現場作業員の意思疎通に問題があったことが原因だった。
ポスコ幹部は「自動でガス流入量を調節するバルブを未熟練者が主導で誤操作し、問題が生じた。
作業員の教育がうまくできていなかった」と説明した。
ガス爆発よりも深刻な問題は、熱風の吹き込み口が詰まり、高炉の温度が低下すれば、銑鉄が固まってしまう危険性があったことだ。
半固体状態となった銑鉄が再び吹き込み口を塞ぐという悪循環が起きた。
高炉が完全に冷えきれば、高炉をいったん消し、内部にある鉄鉱石と無煙炭などを取り除いた上で、再稼働を行う必要がある。
そうなれば、稼働再開が6カ月以上遅れかねない事態だった。
ポスコは2回目の事故当時、光陽製鉄所副所長のハン・ギウォン常務(現ポスコ建設常務)ら専門技術者を派遣し、ようやく復旧にこぎ着けた。
■なぜ事故は起きたか
ポスコは3月7日、クラカタウ・ポスコでスラブ(厚鋼片)の出荷を開始したことを明らかにした。
最初の事故発生から約2カ月が経過していた。
ポスコは一連の事故に関連し、「支援委員会」を設置した。
事故の詳細な調査と正常操業の支援を行う組織だそう。
ポスコ幹部は「まだ最初の事故の正確な原因を特定できていないとのこと。
これはちょっとひどいですね。
現在はクラカタウ・ポスコの最終製品基準で(生産能力の)50%程度まで正常化したといえる」と説明した。
ポスコの現地下請け業界では、同社が海外投資の成果を上げるため、クラカタウ・ポスコの建設工事を急ぎ、その結果さまざまなミスが発生したと指摘している。
現地の工事関係者は「ポスコから渡された設計図を見ると、工事が難しいほどでたらめなものだった。
工事期限も設定できず、資材の供給にも問題があった」と振り返った。
こうした中、クラカタウ・ポスコの手持ち資金がなくなり、ポスコが近く増資を通じた資金支援を行うとの見方が出ている。
ポスコは今年4月末か5月には正常な稼働が可能だとし、「最悪の状況からこれだけ復旧できたことも、ポスコの技術力を示している」と主張している (チョ・ジェヒ記者STEEL FIRST紙)
クラカタウ・ポスコは1月の爆発事故により、2ヶ月遅れ、年産300万トンのうち60万トンが生産できなかったと、3月14日ポスコの権五俊(クォン・オジュン)会長が記者の質問に答えた。
http://www.steelfirst.com/Article/3323005/Krakatau-Posco-lost-600000-tonnes-of-steel-output-on-furnace-accident.html
3月14日権五俊(クォン・オジュン)会長の記者会見
http://globalblog.posco.com/qa-poscos-newly-elected-chairman-oh-joon-kwon/
そして、ここで意外な情報がでてきた。
三菱重工業がシーメンスのVAIメタルズ・テクノロジーズの親会社になる。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N4QKVL6S974801.html
この会社は、製鉄機械のエンジニアリング会社。
http://www.industry.siemens.com/verticals/metals-industry/en/metals/Pages/home.aspx?stc=wwimt121918
製鉄、製鋼、連続鋳造、熱間圧延、冷間圧延、アルミ圧延、プロセス、制御などの製造装置のエンジニアリング 日本では下記の三菱日立製鉄機械(株)が相当する。
しかし、前工程の製鉄・製鋼のエンジニアリングは保有していない。
三菱日立製鉄機械(株)は、熱間・冷間圧延機のメーカであり、三菱重工業と日立製作所の合弁会社
http://www.m-hmm.co.jp/japan/index.html
VAIメタルズ・テクノロジーズのHPに戻り、左上の「Ironmaking」をクリックすると「Finex」が現れる。
http://www.industry.siemens.com/verticals/metals-industry/en/metals/ironmaking/finex/Pages/home.aspx
右側のビデオの説明に下記のように書かれ、Finexがシーメンスの持つCorex Processをベースにしてポスコと共同開発したものと書かれている。
Finex: environmentally safe ironmaking The SIMETAL Finex Process, jointly developed by Posco and Siemens Metals Technologies, is a further development of the Corex Process.
つまり、シーメンスの製鉄・製鋼技術を三菱重工業が手に入れることになる。
その技術の中に、ポスコが先行して設備投資を行い何回も爆発事故を起こしているファイネックス(Finex)製鉄法が含まれる。
現在、惨憺たる稼働を行っているインドネシアのクラカタウ・ポスコ製鉄所に三菱日立製鉄機械が圧延機を納入している。
http://www.m-hmm.co.jp/japan/press/140106.html
ポスコ社は、インドネシアの国策会社クラカタウ・ポスコ社の資金保証まで行っている。
2ch韓国記事翻訳
http://blog.livedoor.jp/abenomikususokuhou/archives/4965232.html
ポスコ社は、韓国工場でも何回もファイネックス炉で爆発事故を起こしている。
クラカタウ・ポスコは海外初のプロジェクトで、インドネシア政府と韓国政府の共同事業でもある。
その溶鉱炉が未完成技術であり、事故多発であれば、連続運転が出来ない。
そして生産が低下すれば資金回収が出来ない。
お先真っ暗の事業に成りつつあるのではないかと推測。
そして、ファイネックス技術のオリジナルのシーメンスも助けられない状況にあり、三菱重工業が資金を出し技術支援を行い、ファイネックス技術を完成させるのが目的ではないかと推測する。
シーメンスはフランスのアルストムを買収するより多額の資金が必要 今日4月29日の日経にアルストム社の買収を巡りGEとシーメンスが争うとの報道が有った,。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO70548160Z20C14A4FFB000/
電子版は見出しだけなので、Bloombergの記事を紹介する。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N4PHMG6KLVRD01.html
シーメンスの製鉄エンジニアリングのVAIメタルズ・テクノロジーズの価値が8億ユーロ(1135億円)であり、アルストムの価値が130億ドル(1兆3300億円)と10倍以上である。
シーメンスが資金調達のため、VAIメタルズ・テクノロジーズを三菱重工業に売却し、その資金の一部をアルストムの買収に充当するのではないだろうか。
なお、アルストム、GE、シーメンス、三菱・日立の競合する製品は下記で、複雑な競合関係になるものと思う。
アルストム;発電用タービン、風力発電、送電線インフラ、鉄道(TGV)
GE;ジェットエンジン、発電用タービン、風力発電、医療機器
シーメンス;発電用タービン、発電機、風力発電、鉄道(ICE)、製鉄機械、医療機器
三菱・日立;発電用タービン、発電機、風力発電、鉄道(新幹線)、製鉄機械
なお、三菱日立製鉄機械がクラカタウ・ポスコに圧延機を納入しているが、売掛回収が完全には終わっていないと思われる。
クラカタウ・ポスコへ約19億ドルを融資した債権団は、韓国輸出入銀行をはじめ、韓国貿易保険公社、オーストラリア、ニュージーランド銀行(ANZ)、三菱東京UFJ銀行、クレディスイス(CS)、香港上海銀行(HSBC)などの金融機関8カ所で行われた。
ポスコは借入金12億ドルの支払保証を提供した。
この債権団がクラカタウ・ポスコの事業見通しに危機感を感じ、支援可能な企業を選んだ可能性がある。
三菱自動車救済方法に似ているが、より間接的な(シーメンスの製鉄機械部門)支援になると思われる。
ポスコ、大宇インターナショナル売却検討
http://news.einfomax.co.kr/news/articleView.html?idxno=105223
(ソウル=連合インフォマックス)チェ・ジンウ記者=ポスコが大宇インターナショナル売却を検討している。
28日業界によればポスコは事業ポートフォリオを再編しようと大宇インターナショナル売却を検討している。
ポスコ関係者は"アイディア次元で全売却か一部持分ブロック取引、他系列会社と合併などいろいろな案を考慮している"と話した。
これを含んでポスコは46社の系列会社を鉄鋼と建設、素材、エネルギー、流通、サービス、非中核など7個の事業群で再調整する方案を来月16日理事会に報告する計画だ。
ポスコが保有した大宇インターナショナルの持分は60.3%としてこの日終値基準約2兆5千581億ウォンの価値がある。
ポスコが去る2010年大宇インターナショナルを3兆3千724億ウォンで買収した。
全売却を推進する方向で糸口をつかめば約4年ぶりに再び市場に出てくるわけだ。;
現在の為替レートは、10ウォンが1円であるからポスコの持ち分は、2,558億円の価値がある。今売却すれば、814億円の売却損になる。
そこで下記情報リリースが意味を持つわけだ。ポスコは資金が必要で、持っている資産を高く売りたい。
大宇インターナショナルのミャンマーガス田の稼働 日経(2014年4月24日)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ240CR_U4A420C1FFE000/
シンキングライブさん(4月23日)
http://blog.goo.ne.jp/thinklive/e/6e4a51263db7983d17ed92bd87c8cea3
と、ここまでの情報ではポスコが倒産までの可能性は出ていないのですが.
はっきり言ってグダグダですね。
先日の韓国の客船の事故といい、韓国はケンチャナヨ精神を捨てない限り、経済の復活はなさそうですね。
ビジネスは信頼から成り立っています。その信頼を傷つける行為はぜったに自らに返ってくるのです。
日本人はその点をよくわかっていますが、韓国人は芯から理解していないようです.そこが彼我の差になっているのでしょう。
残念ですね。