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ドラマLeadersがあります。。。豊田喜一郎さんのお話。。。そして、豊田佐吉さんのエピソード

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3/22と23に2夜連続の大型ドラマ


LEADERS


があります。


動画はこちら

【TBS】「スペシャルプロモーション映像」完成!WEB限定!主演・佐藤浩市コメント!

2夜連続(3/22・23)超豪華キャストで送るドラマ特別企画『LEADERS リーダーズ』

http://www.youtube.com/watch?v=UHiVbtdwtVM



詳細はこちら

http://www.tbs.co.jp/LEADERS2014/


豊田喜一郎さんの物語です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E7%94%B0%E5%96%9C%E4%B8%80%E9%83%8E


佐藤浩市さんが主演。。。


宮沢りえさん、山口智子さんも出演。

有名なチョン大嫌い芸能人の「えなりかずき」さんも出演。


出演者はこちら

http://www.tbs.co.jp/LEADERS2014/cast/






喜一郎さんは、豊田佐吉さんの息子。


佐吉さんは繊維機械、紡績機械でさまざまな特許をだし、ほぼ全自動のG型織機を発明して、その優秀な性能が英国のPratt brothers に認められ、Pratt社が特許権を約3億円(今の価値だと)で買います。


そして、そのお金を元に息子の喜一郎さんが自動車事業に乗り出します。

喜一郎さんは東大の機械工学卒業の秀才。

G型織機の実務は喜一郎さんが担当され、英国にわたり、特許譲渡の契約も喜一郎さんが結びます。


ボーーとしていても、お父さんの佐吉さんの七光りで左団扇の人生が送れたのに、

しかし、喜一郎さんはお父さんの佐吉さんと同じ挑戦の道・・・


自動車開発に挑戦します。



社内では


三菱、三井、住友も敬遠する自動車なんか、こんな小さな会社には無理だ!

キチガイ親子が会社をつぶす!


と、自動車開発には、佐吉さんと喜一郎さん以外はみんな大反対。


当時は自動車は高嶺の花。。。

大衆が自動車を持つなんて時代ではなかった。


しかし、お父さんの佐吉さんは米国に出張したとき、自動車が走りまわるのをみて

今からは自動車の時代だ。。。と痛感。。。


そして、息子さんの喜一郎さんに


俺は繊維機械で国につくした

お前は自動車で国につくせ


と言ったとか・・・

ネットではそんなこと言ってないなんて、意見もありますが、この親子以外はみんな自動車開発には猛反対だったことは事実ですから。

佐吉さんはおしげもなく開発資金をつぎ込みました。


しかし、当時は大不況。。。。

自動車部門は赤字続き

従業員に十分な給料も払えない。

しかし、首切りはしない。

従業員は宝だ。。。


しかし、激しい労使対立の中で、喜一郎さんは、まあ・・・今でいう

うつ病、過労で倒れ、早死に


そのころの物語ですね。。。




そのあとを、豊田利三郎さんが継ぎ

そして、かっては自動車開発大反対の急先鋒だった石田退三さんが自動車部門の面倒を見ることになります。

最初は、困ったな・・・つぶさないといけないなこんな赤字部門と思っていたそうですが


終戦後・・・朝鮮戦争。


当時のニュース、評判では

あんな戦争すぐに終わる、同じ民族のイザコザ、日本だと東京と大阪で戦争するようなものだ。。。との評判。


しかし、石田退三さんは

いや・・・朝鮮人は違う、この戦争は長引くと予測して

軍需トラックを大量生産。

すると。。。。

石田さんの予想通り、戦争は長引き、トヨタの言い値で米軍に軍需トラックが飛ぶように売れて、ぼろもうけしたとか。。。

そして、かっては自動車事業大反対だった石田さんが、


今からは自動車の時代だ!と言って


朝鮮戦争で儲けた金で、喜一郎さんの息子の章一郎さんに命じて、元町工場を建て、クラウンがラインオフすると


日本に自動車大衆化に時代が到来して、今のトヨタに。。。。


豊田佐吉さん、喜一郎さんはトヨタ創業の偉人

石田退三さん、大野耐一さんはトヨタ中興の偉人と言われますね。

今のトヨタを支えているのは、ハイブリッド車ではないでしょうか?


次は???

おじさんは燃料電池車だと思います。

実は佐吉さんは電池の特許にかなり前向きで全国に広く新型電池の発明を公募したそうです。


燃料電池車。。。


さあ?どうなるかね?






豊田佐吉さんについては

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E7%94%B0%E4%BD%90%E5%90%89



先日、豊田喜一郎さんと豊田利三郎さんの著書


豊田佐吉傳

http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B000JB5P96/ref=dp_olp_used?ie=UTF8&condition=used


約5万円の本を読みました。



実に感動しました。


豊田佐吉という方のエンジニアとしての資質はもちろん

それより


豊田佐吉さんの人間性、人物に感動しました。


佐吉さんは、大工の息子に生まれ、お父さんの大工の仕事を継ぐはずでしたが、ある日、学校の授業を外からのぞき、何か発明を・・・

お母さんの機織り仕事を楽にしてあげたいと、繊維機械の発明に一生を捧げます。


学校は出てなく、自身の洞察で発明されます。


エンジニアとしてより


繊維機械で大儲けして、社長になって、すごい有名人、大金持ちになっても


出張ではいつも一番安い三等の列車

会社では社長室でえらそうにするなんてことはなく、毎日作業服で工場、開発現場を回って、オイルまみれ、汚れまくっていたとか


でも、おじさんには以下のエピソードが感動的でした。


約100年前のお話です。



佐吉さんは、理系ですので、繊維機械の開発に没頭して、会社の経営は他の文系の方に任せていました。

しかし、あまりに発明にこだわり、不況でも繊維機械の開発に多額の投資を経営陣に要求するので


2回首になっています。


ほんとは佐吉さんが起こした会社ですが、体よく追い出されます。


2回目に首になったときは、さすがに、怒り心頭、相当がっかりして、発明にも手がつかない状態だったとか。

剛直で物おじしない佐吉さんでも相当こたえたそうです。


当時はほとんど無一文だったそうです。


そして、ふと感ずるところあり、西川秋次さんを同伴して、米国視察に出かけます。

日本を出るときは、奥さんの浅子さんに


俺はアメリカに永住して発明を継続するつもりだ!当分帰らないかもしれぬ。。。


と真面目に話をされたそうです。


そして、渡米して、カルフォルニアで感じたことは


なんと広い野菜畑、ブドウ園、トウモロコシ畑だ!

空は青く、広大な大地に羊がのどかに群れ


狭い日本とアメリカでは天と地ほどの差がある!


と感じたそうです。


そして、ご自身の発明に関係の深い米国の繊維機械の工場を視察しようといろいろ回ったとか。

開発現場は見せてもらえなかったが、かなり参考になったとか。

ボストン、ニューベットフォード、プロビデンス、ウースターなどなどいろいろ。。。回られたそうです。

そして米国の繊維機械とご自身の繊維機械を比較して、感じたことは


米国の機械は回転数が低い

構造が複雑

振動も大きい

不具合が多い


などなど


つまり佐吉さんの繊維機械の方が優れていると、自信を持ったそうです。

そして、米国の発明に対して、巨額の費用を惜しまない体質にも驚き、日本とは全然違うなと感じて、米国で働こうかと考えていたとか


でも、だんだんとその気持ちも薄れてきたそうです。


なぜか?


まず、佐吉さんが入り込む余地がなさそうだということです。

雇われ人なら、まあ仕事はあるかもしれませんが、自身が事業を起こすのは困難


また、かなりの金も必要


佐吉さんの繊維機械の方がはるかに優れていると感じた


いかに頑張っても、日本のためにならない。

米国のためにしかならないじゃないか・・・

お父さんの伊吉さんが、いつも二宮尊徳の報徳思想を教わっていたので、


一身の恥辱は小事だ。

余生を国家に捧げよう。


と決意されます。


・・・

・・・


そして、佐吉さんは米国にいた高峰譲吉博士と会います。

高峰先生はタカジアスターゼ、アドレナリンを発明された博士です。


Wikipediaはこちら

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B3%B0%E8%AD%B2%E5%90%89





高峰さんが豊田佐吉さんを励まして、言った言葉が


豊田さん、これからの技術者は会社経営もできないといけませんよ。。。


そして、豊田佐吉さんは3回目の会社経営に乗り出します。

しかし、2回首になって懲りたので、3回目からは、役員はすべて身内にしたそうです。

それで今でもトヨタグループは同族会社のようです。

その後、新会社で生産した繊維機械の特許権に関して、首になった会社と争ったり、ゴタゴタあったみたいですが、G型織機を発明されてから、そんなもの吹っ飛んだようです。

しかし、今はなんだか・・・

トヨタ同族は、今は悪い方に傾いているような気がしますが

低レベルのいざこざが絶えないような。


やはり創業時の佐吉さん喜一郎さんの人間性に学ばないといけないと思います。




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