先日、BBC放送の仏陀の生涯、教えについて特集の動画を見つけました。
予想に反して、なかなかのでき、内容です。
BBCいわく
仏教とは
神をもたない宗教
目覚めた人「仏陀」を師と仰ぐ教え
チベットのダライ・ラマさまのような立派なお坊様のお話もあります。
お勧めです。
なお、動画の埋め込みはNGでした。
リンクのみ示します。
それぞれ10分程度。5つ見ると50分です。
投稿者コメント
BBC制作の、The life of the Buddha に日本語字幕を付けました。
日本には、仏教関係の本や資料は豊富にありますが、仏典類
この動画は、仏教国ではないイギリスが制作したため、ブッダとその宗教の内容と歴史に
まさに、英語圏文明の
もしあのとき、一人の人間がすべてを捨てて真理探究の道に踏み出さなかったら、私たち
2500年前にブッダが灯した真理の火は、この動画を見る方のハートにも灯らんとして
ブッダの生涯 (BBC) 1/5
イエス・キリスト生誕の500年前にひとりの若者が永遠の至福「涅槃」を求め苦難の旅に出た。
仏教の修行は瞑想、つまり座禅が中心。
ダライ・ラマさまのお話
仏陀生誕の地
シダッルタの幼少時代
リンクはここ
↓
https://www.youtube.com/watch?v=jyVOsav0uq4
ブッダの生涯 (BBC) 2/5
9歳のシダッルタの疑問
なぜ生き物は苦しむのだろう?
16歳のシッダルタはヤショーダ姫を娶る
シダッルタが外の世界を見たがるので、しかたなしに王さまは息子を外出させた。
すると・・・
ある老婆が王子の前を歩いた。
あれはなんという生き物か?
従者に聞くと
あれは人間です。年をとるとみなあのような姿になるのです。
と教えられ驚嘆した。
苦しみ、老い、病気、死、それらの輪廻から逃れ、永遠の安らぎをえることはできないか?
と考え始めた。
リンクはここ
↓
https://www.youtube.com/watch?v=2KoaSSSEZ5I
ブッダの生涯 (BBC) 3/5
そして、若いシッダルタは永遠の至福「涅槃」を求め、妻も子供も地位も捨てて城を出る。
宝石を捨て、ボロをまとい、修行の旅に出る。
バラモンの戒律を見直すべきではと考え始める。
議論は意味がない
幸せは一部の人たちが占有してはいけない
正しい行によって正すことができる・・・と考えた
そして、北インドで有名な方のもとで瞑想を学び、さらに壮絶な苦行を行う。
断食、寝ない、沐浴しない、息を止めるなどなど
激しい断食を行い・・・死ぬ一歩手前まで至る。
そして得た結論は
こんな苦行をやっても問題は解決しない。
苦行は非なり
大昔のバラモン教の話でしょうか?
そうかな?
あなたの会社にいませんか?
人間は限界まで追求しなければ成長しない。
苦しみがないとダメだと言って、つねにとんでもないことばかりさせる上司
リンクはここ
↓
https://www.youtube.com/watch?v=EtNX-bU-z-k
ブッダの生涯 (BBC) 4/5
悟りの境地は中道にあり。
ブッタガヤに行き、菩提樹の下で座禅を続けるシッダルタ。
悟りを開くまで、この場所を離れないと決意して・・・
心の奥底で、脅し、誘惑に対峙する・・・
お釈迦様は性欲の克服が最後の課題だっとか
美しい娘たちが、やがて老婆になっていく様を静観できるようになり
悟りを得て、仏陀(目覚めた人)となる
苦しみ、病気、死の輪廻を超えるには、
追いかける願望が消えれば、それら不満、苦悩も消えて行く
そして、残りの人生を布教に費やしてゆく
リンクはここ
↓
https://www.youtube.com/watch?v=LRuRsKnLFfk
ブッダの生涯 (BBC) 5/5
大切なことは行です。
戒律と心の集中(座禅)です。
お寺では、朝の座禅、読経、掃除、そして、食事
仏教では食事、特に朝食は大切な修行です。
欲望と向き合うとき、食べ物に感謝する心、命をいただくときの作法などなど
そして当然、
盗まない、殺さない、性的不道徳を行わない
ウソをつかない、酒などに溺れない
王宮に戻った仏陀を父は許し、叔母は最初の尼さんになる。
しかし、妻の元にはもどらず、40年近く、各地を布教する人生を選ぶ。
仏陀の息子も僧侶となる
共同生活の中で修行をおこなう。
・・・
・・・
仏陀は80歳で入滅されました。
そして、苦しみを超えた涅槃に入って行かれました。
リンクはここ
↓
https://www.youtube.com/watch?v=h3WC5gZ908E
仏陀の死体を燃やして残った遺骨、灰は舎利塔に入れられ、今でも世界の舎利塔にすこしずつ分け与えられています。
日本の薬師寺、金閣寺、御殿場平和公園にも、お釈迦様の遺骨・灰が収められています。
WIkipediaの仏舎利を参照してください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E8%88%8E%E5%88%A9
おじさんが禅宗のお寺で見聞きしたお話。
あるかたが、
座禅をすると悟りを開くことができるのでしょうか?
ある高僧の答え。
座禅をしている姿が悟りだ。
色即是空・・・形あるもの、やがてその形を変えていく。美しいもの、たくましいものも朽ちて行く。
永遠の美はない。
ある高僧からいただいた書「雲」。
形あるものは雲のようなものということでしょうか?
白い?黒い?ある時は見えなくなり、ある時は一面空を覆う。
色即是空に気づくことが仏教でいう知恵です。